スクワットの前にヒップヒンジの動きを取り入れることで、スクワットのフォームが安定しやすくなり、効果的に下半身を鍛えることができます。
ヒップヒンジをスクワット前に行う理由と、そのメリットについて詳しく説明します。
【ヒップヒンジとスクワットの関係】
ヒップヒンジとは、股関節を中心にお尻を後ろに引くような動きで、デッドリフトやグルートブリッジなどで用いられます。
この動きによって、臀筋(お尻)とハムストリングス(もも裏)がしっかりと働くため、股関節を意識的に使う感覚が身につきます。
スクワットでも、股関節の適切な動きが重要です。
ヒップヒンジを取り入れると、股関節と膝をバランスよく使えるようになり、フォームが安定します。
スクワットで膝に過度な負担がかかるのを防ぎ、下半身全体を効率よく鍛えられるようになります。
【スクワット前にヒップヒンジを行うメリット】
・正しいフォームの習得
ヒップヒンジを練習することで、股関節をうまく折り曲げる感覚が身につき、膝だけでなく股関節からの動作がしやすくなります。
これにより、膝がつま先よりも過度に前に出ることを防げるため、スクワット中のフォームが安定します。
・お尻とハムストリングスの活性化
スクワットの前にヒップヒンジ動作を行うと、お尻とハムストリングスをしっかりと活性化できるため、スクワット中にこれらの筋肉を意識しやすくなります。
お尻を使った動きが強化されることで、下半身の筋肉がバランスよく使われ、スクワットの効果が高まります。
・膝の負担軽減
スクワットで膝ばかり使ってしまうフォームを防ぎ、股関節と膝が連携して動くことが可能になります。
これにより、膝への負担が軽減され、長期的な膝の健康にもつながります。
・柔軟性と可動域の向上
ヒップヒンジを行うと、股関節の可動域が広がりやすくなり、スクワットでの深い姿勢が取りやすくなります。
特にデスクワークが多くて股関節が硬くなりがちな場合、ヒップヒンジをウォームアップに取り入れることで、スムーズに動けるようになります。
【スクワット前に行うヒップヒンジの具体的なエクササイズ】
以下は、スクワット前に行うと効果的なヒップヒンジを使ったエクササイズです。
・ヒップヒンジ ドリル(基本動作)
両手を腰に当て、肩幅程度に足を開きます。
背中をまっすぐに保ちながら、膝を軽く曲げ、股関節を中心にお尻を後ろに引くように体を前傾させます。
お尻とハムストリングスの伸びを感じたら、股関節を使って元の位置に戻ります。
・グッドモーニング
軽いバーベルまたはダンベルを肩に乗せ、足を肩幅に開きます。
背中をまっすぐに保ちながら、ヒップヒンジを意識してお尻を後ろに引き、上体を前傾させます。
ハムストリングスに伸びを感じたら、股関節を使って立ち上がり、元の姿勢に戻ります。
・ダンベルまたはケトルベルデッドリフト
ダンベルやケトルベルを両手に持ち、足を肩幅に開きます。
膝を軽く曲げ、お尻を後ろに引くようにして、体を前傾させてダンベルを床方向に下ろします。
お尻とハムストリングスを意識しながら、股関節を使って持ち上げます。
・バンドを使ったヒップヒンジ
ミニバンドを太ももや膝の上に装着し、軽く膝を曲げて股関節を中心にお尻を引きます。
バンドの抵抗に逆らうように股関節を動かし、お尻の筋肉を意識します。
バンドの抵抗があることで、スクワットでも股関節の使い方が意識しやすくなります。
【まとめ】
スクワット前にヒップヒンジ動作を取り入れると、正しいフォームが身に付き、お尻やハムストリングスが効果的に使えるようになります。
ヒップヒンジによってスクワットが安定し、膝への負担を軽減できるため、より安全かつ効果的なトレーニングが可能になります。
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